たくさんのお客さまに支えていただいた松屋銀座の100年間。世代を超えて長くご贔屓にしてくださるお客さまや、足繁く通ってくださるお客さまは、松屋銀座のどんなところを愛してくださっているのでしょう。今回はそんな“松屋通(ツウ)”のお客さま方の中から、Wさんに日常を豊かに彩る暮らしのアイテムを中心に、松屋銀座で見つけたお気に入りについて伺いました。

松屋銀座お買い物歴8年のWさんのお気に入り

暮らしのアイテム

お客さま

Wさん

PROFILE

東京生まれ東京育ちで、松屋銀座との関わりは子供時代から。社会保険労務士として活躍する一方、自宅にお友達や独立したお子さんたちを招いてホームパーティを開くなど、おうち時間も上手に楽しんでいるそう。

自分の価値観にあう商品に出会える

1カ月に2〜3回のペースで、松屋銀座に足を運ぶというWさん。「松屋銀座との関わりは、子供時代にまで遡ります。父が甘いものが好きで、銀座に買い物に行くときまって松屋でお菓子を買ってくるんです。父は「どら焼きならここのお店、羊羹ならここのお店」と本人なりのこだわりがあり、そうした会話を通して自然と松屋に親しみを持ちましたし、同時に“いいものとはこういうもの”という価値観を教えられたように思います」

作り手の情熱を感じるブランドで暮らしを形づくる

社会保険労務士という職業柄、自宅にゲストを招く機会も多く、暮らしまわりのアイテムには人一倍のこだわりを持つWさん。毎日使う家具や日用品は、作り手のこだわりや情熱を感じられるブランドのショップで、自身の価値観と共鳴するアイテムを選んでいるそうです。

松屋銀座でよく足を運ぶのは、7階のリビングフロア。「7階は、家具売り場のTHE HOMEやタオルのホットマン、鞄のソメスサドルなど日頃から愛用しているショップが多いというのもありますが、何よりこのフロアの空間づくりが好きなんです。色々な商品がコンパクトにまとまっていて、かといってぎゅうぎゅうでもなく、訪れるたびにレイアウトが変わっているので、いつ訪れても興味をそそります」

スタッフの自然な接客がいちばんの魅力

百貨店としての松屋銀座の魅力について伺うと、「スタッフのみなさんの自然な接客でしょうか」とWさん。Wさん曰く、長年愛用している「ゲラン」の店長の渡邊さんのように、商品に対する専門性や情熱を持ちながら、顧客のニーズをしっかり汲んで商品を提案するスタッフが松屋銀座には多いとのこと。「百貨店の要はやはり人だと思うんです。いいスタッフがいる百貨店にはいいお客さまが集まることを、松屋銀座に来ると実感しますね」

お気に入り01

<ゲラン>で、月に1度のお肌のお手入れ

Wさんが月に1度、欠かさず立ち寄るのが1階化粧品売り場のゲラン。「かれこれ4年ほどオーキデ アンペリアルシリーズをライン使いしています。店長の渡邊さんは商品知識が豊富で、いつもベストな使い方を教えてくれるので、全面的に信頼を置いています」

カウンターの奥にフェイシャルルームを設置しているのが松屋銀座店の特徴で、Wさんもこちらのフェイシャルサービスの大ファンとのこと。「大切な肌を預けるからこそ、スタッフの方とのコミュニケーションがより密に。今では渡邊さんとのおしゃべりを楽しむために、ゲランに立ち寄っていると言っても過言ではありません」

毎日のお手入れに欠かせない最高峰オイル

オーキデ アンペリアルシリーズの中でもWさんが特に気に入っているのが、こちらの「ザ ファンダメンタル オイル」。使うたび、なめらかな肌へ引き締める、ゲラン最高峰のオイルです。「ゲランはフレグランスも素敵なんですよ。私はアレゴリア フォルテのローズ系の香りを愛用しています」

お気に入り02

自分もゲストもくつろげる<カンディハウス>の家具

職業柄、自宅に来客が多いWさんが、家具を選ぶ際に頼りにしているのが7階のTHE HOME。「自宅にお招きした方が気負うことなく、ほっとくつろげるような空間を作りたいので、家具もナチュラルな雰囲気で、手触りのいい上質な素材のものを選ぶようにしています。THE HOMEで見つけたカンディハウスのダイニングテーブルとチェアは、角に丸みのあるデザインが優しい雰囲気。環境に配慮し木材を北海道産とするなど、ブランドのコンセプトにも感銘を受けました」

ホームパーティに大活躍の伸長式テーブル

木材のサンプルで色や手触りなどを何度も確認してオーダーしたマム ダイニング EXテーブルは、伸長式。普段はそのまま、年に数回開くホームパーティの際はワイドにと、使い勝手のよさが魅力です。丸い座面のルントオムチェアーと合わせて、よりやわらかな雰囲気のコーディネートに。

お気に入り03

暮らしの質を上げる肌触り抜群の<ホットマン>のタオル

タオルの質は生活の質を上げると語るWさんが選んだのは、メイドイン東京のタオルです。「柔軟剤を使わなくても洗い上がりの肌触りが変わらない<ホットマン>を愛用しています」

なかでも吸水性にこだわった〈1秒タオル〉シリーズの中で、シルクのようななめらかさを持つバスタオルとフェイスタオルは、同じものを何度もリピートするほどのお気に入り。「ホテルライクなインテリアが理想なので、バスタオルはダークブラウンで統一。常時5枚を使い回しています」

ほかにも、お気に入りいろいろ

お気に入り04

<KURAKICHI>の栗入りどら焼きは手土産の定番

贅沢な栗入りどら焼きは手土産の定番
みちのくの小京都・秋田県角館に店舗を構える菓子店。看板商品のひとつが、大納言小豆を使用した粒あんと刻んだ善兵衛栗の相性が楽しめる<善兵衛栗 栗どら焼き>です。「希少な栗を贅沢に使っていて目上の方への手土産として重宝しています」とWさん。

店舗を訪れた際は、新商品もチェック。最近注目しているのは、秋田県産フランボワーズや銀座はちみつを使った<あきたフルーツクッキー缶 松屋銀座100周年記念アソート>だそう。「動物を模したクッキーの形や缶のデザイン、その愛らしさから思わず手に取ってしまいました」

お気に入り05

<マリアージュ フレール>の華やかな香りの紅茶

華やかな香りを自宅で楽しんでいます
日本でもファンの多い、フランスを代表する老舗紅茶ブランド。世界各地から厳選した500種類以上の茶葉を取り扱っているほか、花や果実、スパイスなどをブレンドしたフレーバード ティーの先駆けとしても知られています。

「お花を使った紅茶のバリエーションも豊富なマリアージュ フレールですが、特に気に入っているのが< ボレロ>と<モンターニュ ドール>の2種類。アイスでもホットでも味わい深く、心地いい香りが魅力です」と楽しそうに語るWさん。ご自宅で過ごす充実のティータイムが目に浮かんできます。

※掲載の商品は価格変更の可能性がございます

Wさんの松屋銀座のお気に入りLIST

01 <ゲラン> 1F 化粧品フロア
1828年にパリで創業した高級化粧品・フレグランスブランド。松屋銀座のカウンターでは、当日スキンケア製品をご購入されたお客様に、カウンセリングの上、30分のフェイシャルサービスを実施

02 <カンディハウス>THE HOME内 7Fリビングフロア
北海道・旭川から、和の美意識を活かしながら、国内外のデザイナーとともに木製家具を製作。国産材を積極的に使用し、クラフトマンシップと先進技術を調和させた、長く愛される家具に定評があります

03 <ホットマン> 7F リビングフロア
東京・青梅で1868(明治元)年に創業した老舗タオルブランド。独自の厳しい基準をクリアした<1秒タオル>をはじめ、高い吸水性と肌に優しい使い心地のタオルが暮らしを豊かにしてくれます

04 <KURAKICHI> B1 食品フロア
秋田・角館の職人が一つずつ丁寧に仕上げた菓子は、どら焼きなどの和菓子からクッキーなどの洋菓子まで揃います。特に素材にはこだわりがあり、西明栗をはじめ、食用ほうずきやキイチゴなど秋田の風土が育んだ豊かな恵みを積極的に取り入れています。パッケージも格調高く、手土産やギフトにもおすすめ

05 <マリアージュ フレール> B1 食品フロア
1854年にフランスのパリで紅茶専門店として創業。質の高さとともに独自のノウハウを活かした香り高いオリジナルブレンド ティーに定評があります。そのほか紅茶のジャムやサブレ、冬季にはチョコレートなどのスイーツも展開

PHOTO/NORIKO YONEYAMA TEXT/NAOKO OGAWA